aiwa 録再ポータブルMD AM-F80の使用感想


 AM-F80の写真
 aiwa AM-F80の写真

 型番はaiwa AM-F80という機種です。ポータブル録再型です。どこにでもあるような、平凡なポータブルMDです。
まず思ったのは、以前使用していたSONY MZ-E45よりイジェクトが固いです。ディスクの挿入もシックリ来ません。また蓋が閉めにくく固いです。「(゚゜;)\バキ」もとい「パキ」とかいいます(^^;
 大きさは、安価な録再型にしては小さく、なかなかの物です。バッテリーも内蔵リチウムイオンで11.5時間再生/5時間録音、更に外付けアルカリ乾電池装着で20時間再生/7.5時間録音と再生時間にやや難ありです。でもバッテリーの電圧が3.6Vなので1.5Vの再生専用機より音質には有利そうです。

 リモコンは、バックライトで見易いものの、使い辛いです。特に、AMSボタンが反応鈍く、素早くしっかり押さないと次の曲に行ってくれません。手間取ると、早送りになります。そして音量調節ボタンの位置も悪く、個人的にはAMSボタンと入れ替わってたら良かったと思います。

 本体側のジョグダイヤルは、再生時は音量調節のみです。てっきりデッキのようにこれでAMSが出来ると思っていましたが、不意に指や物が当たってAMSされないようになっているのかもしれません。でも不意に音量がアップダウンする方が不快ですから、再生時はAMSジョグモードにして欲しかったです。
 音量の調節は実にスムースで、急激に音量がアップ&ダウンしません。これは、今まで使ってきたSONYより遙かに良いです。

 音質は、流石にMDS-S39にも及びませんが、やはり新品は音飛びがなくて良い〜(゚゜;)\バキ 
しかしポータブル同士で比較すると昔使ってたSONY MZ-E3(4.5V?)の方が音質良かったような・・・。付属イヤホンは貧弱で、いずれSONY MDR-E868SPを買う予定です。

 録音は、一度試しましたが、今のはいちいちエンドサーチしなくて良いのですね。上書きされず、新しいトラックが作成され録音されデッキ感覚で使えます。まあ録音と編集はMDS-JA555ES+VAIOでしますが、付属マイクでの生録が出来る環境になりました。これで、デカイ&重いHi8ビデオカメラの映像無し「録音」とはオサラバです。

 さて、なにを生録しようか・・・

 【SONYのステレオイヤホン MDR-E888SPで聴く】
 あれからSONYのMDR-E888SPというステレオイヤホンを買い、その組合せで聴いています。aiwa付属のイヤホンでは話にならないくらい音質悪いですので(^^;;

 MDR-E888SPで聴くと音質は劇的に向上しましたが、流石にデッキタイプのSONY MDS-JA555ESよりも解像度や厚みや低音や生々しさ等すべてで劣ります。とはいえ楽器の音が程々に出しゃばらないことと、そしてヴォーカルが軽めですが割と明瞭です。高級MDデッキとの落差がありつつも、使っていて特に不満はないです。

 AM-F80はアイワということと、今時MD-LPでもない古いヤツでイメージ悪そうですが(^^;、AD/DAコンバーターにPhilipsのUDA1341TSが搭載されています。海外ではPhilipsの単品ダブルCD-RデッキのCDR775という機種に搭載されているらしく、CD-Rデッキと同じのを搭載しているだけでも評価できます。
 
 因みにAM-F80はATRACにSONY CXD2660GAというチップを搭載していますが、これはバージョンが何世代なのかよく分かりません。
AM-F80内部全体画像 ATRAC/AD-DAC拡大画像
(サイズが大きいので表示に時間がかかります。)


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