2000-06-26
 待忘れていたわけではないが(実際は忘れていた)アイワの新しい再生専用ポータブル(AM-CL33)が販売されていた。うむぅーニュースリリース巡回チェックをここ最近していなかったからすっかり遅れてしまった。詳細はピックアップ5を見てくださいね。これで今年の夏モデルは出そろったと言うところでしょうか。デザイン傾向としてはカラフルスケルトン系と落ち着いた単色系の2種類あるようで、カラフルスケルトンは10代の、落ち着いた単色系は20代の両方とも女性をそれなりに意識したものになっていると考えられます。別に男性の購入には適さないと言っているのではなく、メタル素材の地を生かした見た目ややハードな印象から、柔らかい印象になったと言うことでしょうか。増を広げるという表れだと思いますが、ビクターの戦略は結構成功しているのではないでしょうか?スケルトン系はよく見かけます。
 他にネタ無し・・・はふぅー。

2000-06-19
 待ってました!!ケンウッド!待望のD.R.I.V.E技術「Supreme D.R.I.V.E.(仮称)」が圧縮オーディオの搭載される!(MDよりも他の圧縮系を見込んでるのか?まぁいいや)
 「Supreme D.R.I.V.E.(仮称)」は圧縮オーディオ特有の高音域の欠落データを、現存する音楽データの相関関係を分析することにより高調波成分として補間、より原音に近い音楽データの再生を実現するケンウッド独自の技術です。この技術は圧縮オーディオだけでなくFM放送などにも応用できるようで、訳あって情報をカットしてしまった音楽情報を出来る限り復元してくれる強い味方です。詳しい内容に関してはケンウッドさんのページ(ニュースリリース)を参照してください。
 まぁMDに搭載されるかされないかはケンウッドさんが決めることですが、是非MDプレイヤーにも搭載してください!簡易D.R.I.V.E搭載してくれって訴えてきた甲斐がありました(全然関係ないって:笑)今まではATRACの「録音」に関する技術の発展が行われてきましたが、ようやく「再生音(データ)」へのメスが入ったことになるでしょう。録音と再生で補完しあい、より音質の向上が望めるのならば、他社も賛同するなり、パイオニアならレガートリンク関係で挑戦するのもこれまた良いでしょう。ちなみに非圧縮にするのが一番良いのは分かっていますので、突っ込まないでね。
 当然搭載されたプレイヤーなりは購入したいと考えています(1個は売れましたね)再生側の努力なので、録音時のATRACのバージョン等の影響がこれで吸収できれば、最新のATRACで録音したディスクはより良い音に、昔録ったMDもちょーそれなりに良い音になるのではないでしょうか?
(この技術がオーディオとして良いのか悪いのかの議論はいたしません。素直に歓迎します)

2000-06-14
 シャープのMD-MT831/832用のPC接続キット(AD-PCR1)ですが、全角外字の互換性について当方で確認できる範囲でまとめてみました。FAQのタイトル入力に関してを参照してください。簡単に言うと、ソニーのMDclipEditorで入力した外字はシャープのMD-MT831に接続した漢字表示対応リモコンで表示できるが、シャープのMDリンクソフトで入力した外字は同リモコンで表示が出来ないという何とも不思議な現象です。つまりMD-MT831自身は、外字に関してソニーのフォーマットに準拠しているが、シャープのMDリンクソフトはそれに対応していないと言うことでしょうか。まぁ確かに丸数字や、5までしかないギリシャ数字と
マル上中下なんて滅多にと言うかほとんど使わないので良いのですが、せめて全角扱いの半角文字はサポートしてくれると嬉しいなぁーなんて思います。MDリンクソフトのバージョンアップを期待します。お願い!

 流石に雨が続くと気が重いですね。ポジティブに行こうと考えてもどよーんとしてしまいます。雨がないと水不足になってしまい真夏辛くなるので今のうちにたっぷり溜まって欲しいですが、土砂災害には十分気を付けましょう。

 ショック!!PRMD-74神話崩壊(笑)MDS-DL1を乾電池駆動してからソニーのプロ用ディスクであるPRMD-74よりも、TDK XA-PROの方が安定感のあるしっかりした低音が出ており、立ち上がりの速い音の歪み感が少なく、とても聴きやすく感じています。残念ながらPRMD-74はMDS-DL1の乾電池駆動では相性がいまいちです。自己分析では今まで録音はケンウッドDM-9090で行っており機構的にディスクのホールドがしっかりしているためディスクシェルよりも(ディスクの耐震性能よりも)ディスク自身の品質が多少前面に出ていたのかなと思います。その結果ディスク自身の品質が高いPRMD-74の方が良く聞こえたと言うことになっていたのでしょう。ところがMDS-DL1はやはり構造的にディスクのホールドが甘い分、シェル品質の高いXA-PROがその効果を発揮し、音質向上に貢献していると考えられます。このケースではまだ結論は出せませんが、やはりシェル品質の方がブランクディスクにとってかなり重要なことがうかがえます。PRMD-74はディスクホールドのしっかりしたハイエンドなMDデッキにおすすめいたします。そしてMD2000の効果がどのぐらいなものか、とても気になります。
 なんだかんだディスクについて行っていますが私、やはり難しいですね。ディスク評価もみなさん環境が違うためもう少し慎重にならないといけませんね。とりあえずお金はちょっとかかりますが、新しいMDシステムを購入したら、各メーカーの任意のディスクをいくつか購入して相性の良いディスクをまず探し出すことをみなさんには推奨いたします。


2000-06-12
 全国的に梅雨になり、出社以前でバテてしまう今日この頃、ご機嫌いかがでしょうか。
 久しぶりにクレーマークレーマーです。土曜日10日のこと、ヨドバシカメラ上大岡店で「すみませぇ〜ん」と呼んでも女の子が「ハイ」と言うだけでオロオロして対応してくれない・・・。もう一度言ってもダメ・・・。そこには3人ぐらい店員がいてゴソゴソやっているのだが、用があるんだったら「しばらくお待ち下さいの1つも言えないのかコラァーー!!」と心で叫んだ次第です。そんでもって望む商品が無くてWパンチ!

 パナソニックのSJ-MJ77の発売を確認しました。持った感想は「薄」ですね。この中に基盤と駆動系が組み込まれているのは何とも不思議な、驚くばかりです。軽くて小さく大変良くできた商品です。発売が若干遅れてしまったようですが、ボーナスで購入予定の方におすすめできます。(Willについてページ掲載はちょっと待ってね)

 さて今日はシャープのMD-MT831/832用のPC接続キット(AD-PCR1)を購入しました。何故突然購入したかは特に意味はないのですが、MDS-DL1で録音中に他のディスクの文字入力編集をしたいからと言うのがまぁ理由でしょうか。それと漢字(全角)についての互換性等なども調べたかったし。
 さてこのPC接続キット(AD-PCR1)ですが、ソニーのMD編集用と変わらず、RS-232CによってPCと接続するタイプなのですが、ただ単にPCのRS-232Cと接続したのでは芸がありません。そこで使用したのが、I/O-DATAから発売されているUSBをRS-232Cに変換する「USB-RSAQ」を同時に購入し、RS-232Cの端子が無い当方のノートPCを用いて接続してしまおうという試みです。「USB-RSAQ」とPC接続キット(AD-PCR1)の接続に関しては、I/O-DATAのWebページにて「動作確認」(動作保証ではない)されていたので購入に関しては特に心配はしていませんでしたが、USBを使用できるということでディスクトップでもわざわざPCの背面にRS-232C接続しないで、手前に持ってきているUSBポートにちょこっと挿すだけで利用できるという便利さにひかれました。
 でもって使い心地ですが、確かに便利です。「USB-RSAQ」もプラグアンドプレイ(ドライバーのインストール作業有り)だし、PC接続キット(AD-PCR1)も繋げるだけ。MDリンクソフト(シャープWeb上からダウンロード)も立ち上げCOMポートを設定すれば難無く起動!これで文字入力が・・・と思ったのもつかの間、文字表示や入力に関してソニーとは多少異なるところが見えてきました。この件についてはFAQのタイトル入力に関してに記載すると共に日記でもお知らせします。

2000-06-05

 初夏の陽気で出社時点でバテてしまう今日この頃、ご機嫌いかがでしょうか。
 自動改札に間違って別の定期を挿入してしまうほどボケているのか、疲れているのか月曜日からダレダレモードなのでちょびっとサボりをかまして新宿をうろつきました。先週金曜日から分かっていましたが、ビクターのXM-PX33の発売を確認しました。旧XP3とは基本的に全く同じなのですが、やはり色使いがこちらの方が良い意味での軽い感じがよろしいかと思います。
 カノープスからUSBデジタルオーディオインターフェース「MD-Port」が発売されていました。光デジタル(ステレオミニジャック型端子)装備で、デジタルオーディオをデジタルのままパソコン上でWAVファイルにしたり、パソコンの音声をデジタルのままMDに録音できたりします。定価も16800円(実売16000円前後)とお手頃でPCオーディオが気軽に楽しめると思います。ただし、内部処理サンプリング周波数は44.1kHzのみで、常にサンプリングレートコンバータを通っています。そのためMD-Port内でのデジタル的劣化は避けられません。それがお嫌いであれば上位モデルDA-Port2000をおすすめします。これであればリサンプリング無しでパソコンに読み込めます。
 
 そろそろちゃんとまとめないとと思っているMDS-DL1の乾電池駆動の話ですが、実際まとめに入っていますが、もうちょっと実験したいことがあるのでまだまだお待ちを。申し訳ない。
とりあえず、この件が私にとってどのぐらいすごいかというと、「今までCDから録音したものは全てこの方法で録音し直す」「もう1台MDS-DL1を買ってもよい」「MDではじめて背筋がゾクゾクした」など、たくさんの衝撃を与えてくれました。まぁ音的には結局「ATRAC」な音なので「それが嫌い!」と仰られると何も言えないのですが、それが許容範囲の方は絶対におすすめしたい逸品です。ただし録音用としてお考え下さい。再生、本体のみでの編集は限りなくダーメダーメ!ですので、別途再生可能装置をお持ちの方に限ります。